Uomasa｜うなぎ魚政

最近、東京の隠れた名店「魚政」で、忘れられない鰻の料理体験をしました。ここでは、その印象的な食事体験をステップバイステップで紹介させていただきます。

まず店に入ると、和の情緒溢れる内装が迎えてくれます。木の温もりを感じさせる落ち着いた空間で、すべてのテーブルが繊細にセッティングされていました。予約時間にぴったりに案内されると、シェフがその場で活鰻を調理する様子を間近で見ることができます。この透明感のあるプロセスが、すでに期待感を高めてくれました。

注文したのは、店の名物「特注活鰻」。まず、活きのいい鰻が目の前でさばかれます。職人技が光る手つきで、鰻は手際よく串打ちされ、白焼きのために炭火へと移されました。この白焼きの段階で、鰻の外側が軽く焼かれることで、肉の旨みが内部に閉じ込められます。

次に、鰻は蒸されてから再び炭火で焼き上げられます。この工程が鰻の柔らかさと、炭の香ばしい香りを引き出してくれるのです。紀州備長炭の遠赤外線効果でじっくりと焼き上げられることで、外はカリッと中はふっくらとした食感に。鰻の上にかかる秘伝のタレは、40年以上継ぎ足されたもので、甘辛のバランスが絶妙です。

食べる瞬間、鰻の肉は口の中でとろけるように柔らかく、深いうまみが広がります。備長炭の煙が鰻の味わいに複雑さを加え、山椒のアクセントが全体の味を引き締めます。また、特に印象的だったのは、ご飯に合わせるために選ばれた新潟県産のもち米です。そのもちもちとした食感が、鰻の滑らかな食感と見事に調和していました。

食後のデザートとして提供される「肝わさ」や「骨せんべい」も絶品で、鰻を余すことなく楽しめる工夫が施されていました。

この訪問で、魚政のこだわり抜かれた料理とサービスの質の高さに感動しました。接客も非常に丁寧で、スタッフの方々が料理の説明をわかりやすくしてくれるのも、この店の大きな魅力の一つです。これほどまでに完璧な鰻の料理を提供する店はそう多くありません。確かに「魚政」は、鰻を愛するすべての人にとって、必訪の場所と言えるでしょう。

四ツ木に至高の鰻あり!鰻は色々食べた思い出はありますが、これはかなり上位の美味しさ！久しぶりにこんなに美味しいうなぎが食べられて大満足。

124 東四つ木 葛飾区 鰻

Uomasa｜うなぎ魚政
〒124-0014 東京都葛飾区東四つ木４丁目１４−４
03-3695-5222