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題名より難しい
地政学は面白い

14歳からの地政学

14歳からの地政学 1
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商品の説明
好評「図解でわかるシリーズ」最新巻は、米中関係など冷戦後以来の激変を迎えつつある現在の国際地政的情勢を、わかりやすい地図とビジュアルでこの1冊に凝縮します。テクノロジー、資源、人口、自然環境…これからの時代に不可欠な視点からの、新しい“見取図”です。

●はじめに
地政学Geopolitics =地理学+政治学
「引っ越しのできない隣人同士」が共存するための理想と理性の地政学は可能だろうか

●Part.1
地政学的危機の現場へ

1 ホルムズ海峡
日本のタンカー攻撃事件は中東地政学の高等練習問題

2 南沙諸島
なぜ大陸国中国は南シナ海内海化を強引に推し進めるのか

3 尖閣諸島
習近平の「海洋強国政策」の実験場 中国との果てしない消耗戦が続く

4 米中覇権戦争
アメリカは大陸国家を包囲し いま中国は、その包囲の突破を図る

●Part.2
アジアの時代の地政学

1 アジアの時代とは
かつて世界の富の大半はアジアにあった西欧の繁栄は歴史の中の例外か?

2 アメリカの覇権 vs 中国の台頭
世界の地政学的転換点にいる一党独裁資本主義という大国・中国

3 中国は世界の中心だった
習近平が言う「中華帝国」の栄光と屈辱の歴史認識を知る

4 中国共産党の誕生
屈辱の日中戦争と内戦に勝利し中国共産党は共産革命政権を樹立

5 経済大国への道のり
鄧小平が始めた改革開放が起爆剤中国が世界2位の経済大国となるまで

●Part.3
アメリカの地政学

1 武装する市民
戦い続ける覇権国家アメリカその精神のルーツを探る

2 宗教国家
巨大宗教国家アメリカの神の正義と戦争の正義

3 シーパワー
太平洋を支配することが海洋帝国アメリカの基本戦略

4 戦略パターン
ただ一国戦い続ける帝国がもつ不可解な戦略パターン

5 アメリカの資本主義
世界を覆ったアメリカ型資本主義その特異性と正義の源

6 トランプのアメリカ
トランプ大統領を誕生させた分断されたアメリカの地殻変動

●Part.4
アジアの現在

1 韓国・北朝鮮
分断と属国化、そして統一の繰り返しそしてまた統一の時がきているのか?

2 台湾
太平洋のキーストーン台湾島の人々の選択が地政学を変える

3 フィリピン
南シナ海のバランス・オブ・パワーアメリカと中国をしたたかに揺さぶる

4 インド1
第二のアジアの大国が中国を超える日はくるのか

5 インド2
21世紀のアジアの時代にインドのもつ多様性が何をもたらすのか

6 インドネシア
建国以来の多様性の統一を脅かすイスラム中心主義が勃興

7 シンガポール
21世紀の地政学的キーポイント都市国家として一歩先を行く

8 ベトナム
ベトナムはインドシナ半島の海岸通りこの半島国家がもつしたたかな強さとは

9 タイ
タイのもつ地政学的優位性は「中心性」がつくる経済圏と政治制度

●Part.5
混乱するヨーロッパと中東

1 EU
EUは世界第二位の経済圏しかし28カ国の統合が揺らぎ始める

2 EUの分断
EU統合の理念を揺さぶるイスラム系移民と台頭する反EU政党

3 イスラムの連鎖
過去の欧米の干渉が招いたイスラムベルト地帯の危機の連鎖

4 イギリスの三枚舌
現在の中東の混乱の元を作ったのはイギリス帝国の詭弁の外交政策だった

5 パレスチナ
イスラエル・パレスチナ問題の原因はヨーロッパのキリスト教徒にあった

6 イラン革命
石油利権の対立から始まる米英とイランの戦いと革命

7 アフガニスタン
イラン革命の余波を恐れた米ソがアフガニスタンで犯した過ち

8 ロシア1
世界最大の領土を誇った大陸国家ロシア帝国ができるまで

9 ロシア2
ハートランド、ソ連を包囲しろ冷戦とはリムランドの攻防戦だった

10 ロシア3
プーチンの新ロシア帝国はエネルギーと宗教が生命線?

11 フセインとイラクの不幸
フセインは、育ててから潰された?アメリカの中東戦略の錯誤の犠牲か

●Part.6
地政学的思考の基礎

1 海洋と大陸
大陸国家と海洋国家の法則陸と海、二兎を追う国は破綻する?

2 半島と内海
半島国家は大国に利用される宿命ただし内海をもてば大国にもなる

3 世界史で検証する地政学の法則① アテネとスパルタ
アテネとの戦いでスパルタが落ちた罠

4 世界史で検証する地政学の法則② モンゴル
モンゴル帝国の世界征服と滅亡

5 日本史で検証する地政学の法則① 日本内海
大和朝廷の興亡を決した瀬戸内海

6 日本史で検証する地政学の法則② 秀吉の朝鮮出兵
秀吉はなぜ唐突に朝鮮を攻めたのか?

7 日本史で検証する地政学の法則③ 太平洋戦争
なぜ日本軍は、大陸と海洋への壮大な二面作戦を実行してしまったのか

●おわりに
海洋国家日本が選ぶ
平和のための第3の地政学
太平洋ネットワークの起点国家へ

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資源量、人口分布、テクノロジー開発力、自然環境etc…2020年を前に、国際社会は冷戦終結以来の激変期を迎えている。シフトチェンジする旧大国、揺らぐEUと中東、そして動き出したアジアの時代。これからの世界で不可欠な「平和のための地政学的思考」の基礎から最前線までをこの1冊に。

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