大切な考え方を学べました。
やっぱ哲学って....
やっぱ哲学って....
統計学を哲学する
商品の説明
統計学は実験や臨床試験、社会調査だけでなく、ビッグデータ分析やAI開発でも不可欠である。ではなぜ統計は科学的な根拠になるのか? 帰納推論や因果推論の背後に存在する枠組みを浮き彫りにし、科学的認識論としてデータサイエンスを捉え直す。科学と哲学を架橋する待望の書。
『経済セミナー』(2021年4・5月号、評者:末石直也氏)
京都新聞(2021年3月27日付、著者インタビュー) “「数学苦手な」研究者が説く統計学の可能性PCR検査からAiまで""
『みすず』(2021年1・2月合併号、読書アンケート特集、評者:三中信宏氏)
“…… 現代社会のさまざまな場面で求められている統計学に対して科学哲学の観点から光を当てた注目の新刊だ。ともすれば実用的・実利的な「統計データ解析」の側面ばかりに目を向けられがちな統計学はけっして難解な数学ですべてが解決できるような学問ではない。利用できる既知の情報をよりどころとして未知の現象を帰納的に説明・予測・推測することが統計学に課された務めだ。本書は存在論・認識論・意味論という哲学の本道を進みつつ、現代の統計学が伝統的な哲学や科学哲学とどのように接点をもちうるのかを明確に示している。科学と科学哲学は切っても切れない関係にある。……""(p.78)
「紀伊國屋じんぶん大賞2021」第8位にランクイン
読売新聞(2020年12月6日付、評者:三中信宏氏)
“…… 近年は “データサイエンス"" だの “ビッグデータ"" だのとうわついたカタカナ語が飛び交うことしきりだ。しかし、統計学はもともと既知のデータから未知の仮説への橋渡しをする非演繹的な帰納推論のための学問である。その背後には単なる数学的論理にはおさまりきらない哲学(存在論・意味論・認識論)上の諸問題が横たわっている。取り上げられたトピックスをきっかけにして生産的な議論が大きく広がることを評者は確信している。個別科学と連携しながら発展してきた科学哲学がいま統計学と結びつくことで新たな時代の幕開きを感じさせる鮮烈な新刊だ。""(「読売新聞」2020年12月6日付、第12面から)"
『経済セミナー』(2021年4・5月号、評者:末石直也氏)
京都新聞(2021年3月27日付、著者インタビュー) “「数学苦手な」研究者が説く統計学の可能性PCR検査からAiまで""
『みすず』(2021年1・2月合併号、読書アンケート特集、評者:三中信宏氏)
“…… 現代社会のさまざまな場面で求められている統計学に対して科学哲学の観点から光を当てた注目の新刊だ。ともすれば実用的・実利的な「統計データ解析」の側面ばかりに目を向けられがちな統計学はけっして難解な数学ですべてが解決できるような学問ではない。利用できる既知の情報をよりどころとして未知の現象を帰納的に説明・予測・推測することが統計学に課された務めだ。本書は存在論・認識論・意味論という哲学の本道を進みつつ、現代の統計学が伝統的な哲学や科学哲学とどのように接点をもちうるのかを明確に示している。科学と科学哲学は切っても切れない関係にある。……""(p.78)
「紀伊國屋じんぶん大賞2021」第8位にランクイン
読売新聞(2020年12月6日付、評者:三中信宏氏)
“…… 近年は “データサイエンス"" だの “ビッグデータ"" だのとうわついたカタカナ語が飛び交うことしきりだ。しかし、統計学はもともと既知のデータから未知の仮説への橋渡しをする非演繹的な帰納推論のための学問である。その背後には単なる数学的論理にはおさまりきらない哲学(存在論・意味論・認識論)上の諸問題が横たわっている。取り上げられたトピックスをきっかけにして生産的な議論が大きく広がることを評者は確信している。個別科学と連携しながら発展してきた科学哲学がいま統計学と結びつくことで新たな時代の幕開きを感じさせる鮮烈な新刊だ。""(「読売新聞」2020年12月6日付、第12面から)"
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2020年私的ベストの一冊
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