Shopify運用大全 最先端ECサイトを成功に導く81の活用法
商品の説明
"世界標準の売り方"Shopifyを体系的に理解できる良書
Shopify公認のトッププレイヤーたちを招き、最先端ECサイトの基礎知識と運営ノウハウについて徹底解説した書籍。
海外のECサイト運営では、主流となりつつあるShopifyによるサイト運営をベースに、これまでとは違う新しいECサイトの形、実践的なノウハウ、考え方を解説します。
サイト制作・更新、アプリの活用、ブランディング、顧客データの扱い、SNS連携、SEO対策といったフロント部分から、物流、カスタマーサポート、決済とPOS、会計などバックオフィスまで、運営上必ずぶつかる疑問・難問へのヒントを網羅。さらに、ECチーム体制づくり、上位プランShopify Plusの活用法、エキスパートとの協業、1人で運営する場合のノウハウなど、多様な運営ステージで必須となる知識まで、かゆいところに手が届く活用法を徹底的に取り上げました。
Shopifyをベースに、ECサイト全般に関するノウハウをまとめてあるため、他のプラットフォームから乗り換えた人やこれから始める人にとっても幅広く読める本になります。また、読んだ後も情報が古びにくいノウハウをまとめているため、継続的にShopify活用のバイブルとしてお使いいただけます。
Shopify公認のトッププレイヤーたちを招き、最先端ECサイトの基礎知識と運営ノウハウについて徹底解説した書籍。
海外のECサイト運営では、主流となりつつあるShopifyによるサイト運営をベースに、これまでとは違う新しいECサイトの形、実践的なノウハウ、考え方を解説します。
サイト制作・更新、アプリの活用、ブランディング、顧客データの扱い、SNS連携、SEO対策といったフロント部分から、物流、カスタマーサポート、決済とPOS、会計などバックオフィスまで、運営上必ずぶつかる疑問・難問へのヒントを網羅。さらに、ECチーム体制づくり、上位プランShopify Plusの活用法、エキスパートとの協業、1人で運営する場合のノウハウなど、多様な運営ステージで必須となる知識まで、かゆいところに手が届く活用法を徹底的に取り上げました。
Shopifyをベースに、ECサイト全般に関するノウハウをまとめてあるため、他のプラットフォームから乗り換えた人やこれから始める人にとっても幅広く読める本になります。また、読んだ後も情報が古びにくいノウハウをまとめているため、継続的にShopify活用のバイブルとしてお使いいただけます。
商品の詳細 - 色・サイズ
色に関して、撮影状況やご使用のパソコン環境により、実物と多少色が異なる場合がございます。サイズに関して、ブランドや商品によって実際のサイズと異なる場合がございますので、ご不明な場合は、出品者にお問い合わせください。
サイズ | 指定なし |
---|---|
フリーサイズ | ○ |
川手 遼一氏のリビュー(最高評価)
以下4点が、一読した上での本書の特徴になります。
1.どの層が読んでも良いように作り込まれている
Shopify初心者から上級者(ある程度の費用を投下しプロへの依頼を行うことを前提とした運営)まで、からゆる層が読んでも学びのある内容となっています。
例えば自分は本書を読むまで「Shopify=ECをやるためのもの」という認識だったのですが、そういったユーザー向けには「そもそもShopifyとは...」と、かなり噛み砕いたコンテンツが用意されていたり、そもそも物流や会計の基本的な情報、顧客とのコミュニケーションのとり方がまとめられたページが用意されていたりと、ECをこれからはじめる人向けのコンテンツも充実しています。
中級者向けには「ひとり運用」を前提としたコンテンツが複数掲載されていたり、「ECサイト運営に必要な兼務の種類とスキル」といったような、ディープなコンテンツも掲載されています。
上級者向けには外部へ依頼する場合に何をどうすべきか、そもそも依頼すべきかどうか(例えば本書「エキスパートに依頼するケースとは」や「広告代理店に依頼すべきか」など)といったコンテンツが複数掲載されています。またShopifyの上位プランであるShopify Plusについての解説コンテンツも添えられており、過不足の無い仕上がりとなっています。
2.周辺知識も身につく
周辺知識も豊富です。Shopifyを日本国内で利用する場合にアプリ対応させたりする必要性がある点について触れているだけではなく、基本的なSEOに関する言及、特にチャプター5「グロースハックでさらなる高みを目指す」の中では運用型広告についても多数言及が見られます。
3.弱点もしっかりと書いている
Shopifyはもともとカナダのサービスゆえ、日本の商習慣に対する理解がなく、デフォルトで対応していない機能がある点についても事前に触れて説明されています。セクション丸々1つ用いて説明しており、とても丁寧に感じました。
例えば「代金引換の手数料」「ギフト・のし対応」といった機能はデフォルトでは存在せず、アプリ対応させる必要があるのですが、そういった点についても細かく触れて言及しています。
4.Shopify事例が豊富
Shopifyを利用したECなどの事例が豊富に掲載されていますし、QRコードも掲載されており、例えばその場でスマホを本書にかざして、実際に見に行くこともできます。実際のサイトを見ることができれば、これからサイトを作る人もイメージがしやすいかと思います。
例えば事例として紹介されているブルーボトルコーヒーや、土屋鞄製造所などは利用したことのあるECでしたが、Shopifyであったとは本書を読むまで知りませんでした。そういった面白い発見も得られるコンテンツです。
以上4点が本書の特徴になります。
また最後に蛇足的にではありますが、自分は前述したとおり広告を専門領域としているため、広告関連のところで記載されていたものの、おそらく文字数の制限上、また書き始めると脱線すると思われ削られてしまったであろう点について、何点か補足説明しておきます。
1.ディレクトリ設定は最初期にちゃんと考えないといけない
本書55ページにも記載ある通り、ディレクトリ構造が特殊です。ディレクトリを格納して入れ子にできないので、広告運用を前提とした多品種物販の場合など、注意して最初期にURLに法則性をもたせて設計するなどしないといけません。
のちのちにリマーケティング広告を展開する際、頓珍漢な広告配信をすることにつながってしまうかもしれません。
2.指名検索の広告配信について
指名検索の広告配信については5点ほど言及しておきたい点があります。
(1)登録すべきキーワードについて
ショップ名はもちろんですが、事業者名などの人名などでもコンバージョンにつながることが多々あるので漏れなく指名であるキーワードの登録を推奨します。
また本書にも記載ありますが、検索語句は定期的に確認するようにしましょう。費用の無駄を防ぐ狙いもありますが、それ以上に機会損失ポイントを見つけることにつながるかもしれないためです。指名検索が多いのに自社ページがSEO上でまったく対策されていない場合など、勿体ないですよね。
また検索語句は現在プライバシー保護の観点からすべてをみることができないようになっています。しかし、一定期間が経つと見れるようになったりするものもあるので、定期的に数カ月分振り返ってみたりすると良いかもしれません。
(2)マッチタイプについて
基本的にキーワードのマッチタイプは部分一致で問題ないかと思うのですが、手動入札で低予算にて配信を行う場合など、フレーズ一致を活用するなどした方が良いケースもあります。パフォーマンスを見つつ、このあたりは調整していく形が良いでしょう。
(3)自動入札戦略について
基本的に「コンバージョン数の最大化」で問題ありません。ただうまくいかないようであれば「コンバージョン数の最大化」の中でも目標獲得単価を設定するなど工夫を行うべきです。
(4)競合他社への除外依頼について
Google広告管理画面「オークション分析」より、検索語句ベースでバッティングしている競合の広告配信状況がわかります。指名キーワードが広く解釈され一般キーワードに出ている可能性もあるのですが、一般キーワードで広告配信をしているケースで、競合の指名キーワードを拾ってしまう場合もあります。
その場合、クリック単価が高騰する可能性もあるため、競合他社に連絡して除外依頼をする必要があります。
除外依頼のためのひな形的定型文などは検索すれば出てくるはずなので、それを流用すれば問題ありません。
(5)指名での検索広告ぐらいはYahoo!広告も展開する
指名での検索広告ぐらいはYahoo!広告も展開したほうが良いのではないかと思いました。
本書の中ではYahoo!広告についての言及がほぼありませんでしたが、サービスや広告運用のやり方によってはYahoo!広告の方が効率的にグロースハックに貢献するケースもありますので、指名での検索広告はYahoo!広告でも展開することを推奨します。
3.マイクロコンバージョンの最適化は慎重に
208ページで言及されていますが、Facebook広告では1週間で1広告セットあたり50以上のコンバージョンがあれば最適化がされるとされていますが、これ、大抵の場合は達成が困難なケースが多く、そのためマイクロコンバージョンが利用されるのですが、マイクロコンバージョンのポイント設定には注意が必要です。
なぜかといいますと、サイト上の浅いポイントを仮に設定してしまうと(例えば単純なトップページ閲覧など)誤った形で最適化されてしまうケースもあるからです。
そもそもキャンペーン、広告セット作成時に目的を誤って設定してしまったりして最適化が望む形でなされないケースも多く、慎重に進めたい方は調べながら設定されることをおすすめします。
本書の中ではあくまでも公式推奨数値に準拠して書かれているからだと思うのですが、自分自身運用していて感じている肌感覚レベルの話ではありますが、公式推奨は確かに広告セットあたりで1週間で50件ではあるのですが、別に50件以下でも最適化されうまく機能しているものはあります。そのため、別段そこまでこの数値は気にしない方が良いかと思っています。
4.ショッピング広告について
ショッピング広告についても、以下2点言及しておきたい点があります。
(1)スマートショッピングは最初から試さない方が良い理由
本書の中でも記載されている通り、ショッピング広告をやる場合はまずは通常の方でトライした方が良いです。
確かにスマートショッピングの方が初期設定は楽なのですが、データを細かく見ることができなかったりするため、良い場合も悪い場合も要因分析が難しいため、多少手間を感じても、そこは惜しまず通常の方で設定をすることをオススメします。
(2)獲得がうまく行かない場合どうすべきか
指名検索同様に獲得しやすいメニューとして本書はショッピング広告は挙げられていますが、しかし新規ユーザーなのか、そもそもショップ名などを知っているユーザーなのか、といった点においては天と地ほどの差があり、実際に広告配信していくと、ショッピング広告では全然コンバージョンが取れない、またはショッピング広告の検索語句を見てみたら指名検索だらけで新規層の獲得単価はものすごく高かった...などといったケースも当然考えられます。
ショッピング広告の最適化方法やパフォーマンスを良化させる方法についてはフィードをこまめに調整したり、設定を見直すなど、複数の方法が存在しています。
うまく行かない場合は早々に数値を見て停止するのではなく、まずは予算を絞った上で止血し、方法を調べながら微調整を行い、最適化を進めていくことをおすすめします。
5.「広告運用は雑」の本意
本書189ページに「広告運用は雑にしてクリエイティブに注力する」と記載ありますが、あくまでもしっかりとしたアカウントを作り込んだ上での「雑」であることは念頭におくべきです。
そもそもアカウント設定がザルならば、出る広告効果も出ません。クリエイティブが重要なことはもちろん変わりないのですが、あくまでもその前提がある上で「適当な具合に」運用しているというニュアンスで受け止めるべきです。
またこまめに数値確認は行った方がいいのですが、短期間に手動で介入しすぎると、むしろ最適化が遠のくことも多く、そのあたりは管理画面上の案内や、Google 広告であれば管理画面上「最適化案」などを参考にしながら調整や設定を進めていくことをオススメします。
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